雪道の運転これが極意!東北在住だから知ってる安全に運転する対策やコツ

雪道の運転は日本のどこに住んで居ようと年によっては避けられない場合があります。東京にも雪が積もるし、九州でも日本海側ではまれに積もると思います。雪の積もらない地域でも日本の上空に強い寒気があれば朝晩に道路が凍結する場面も出てきます。

異常気象によって日本に寒波が襲った時、積雪や凍結する地域は沖縄県を省く全ての地域に当てはまると思います。

今年(2018年)は寒気の影響で沖縄県に観測史上初の雪が降りました。

今回は特に雪道に慣れていないドライバーさんの為に雪道運転の極意や対策などを書いていこうと思います。

雪道の運転に必要な装備や道具の基本

都心部での積雪時に夏タイヤのまま走行しスリップしたというニュースが報道されますが、圧雪を夏タイヤで走行するのは危険です。単独での事故ならまだしも人や車にぶつかり他人にも迷惑をかけてしまう事になってしまいます。

スタッドレスタイヤを履く、無ければチェーンをタイヤに巻くのは雪道運転の大前提です。それから車載して置くと役に立つ道具は、タイヤが雪にハマり(スタックして)出られない時の為、雪を掘るスコップと手袋です。これらを車に積んで置くと人に頼らずに脱出できます。車も通らず携帯も繋がらない場所では自力で脱出するか、ひたすら人が通るのを待つしかありません。もしかしたらガソリンが無くなるまで誰も通らないかもしれません。車内は寒くなるので毛布があればしばらくの間は凌げます。

運良く4WD車や除雪車が通った時に助けてもらえるように牽引ケーブルや丈夫ななワイヤーを所持していればお願いして引っ張ってもらいます。自分の車のワイヤーを掛けるフックの場所がどこにあるか今の内に確認しておきましょう。

雪道の運転 基本

雪道では急の付く操作や運転は止めましょうと言っても難しい場合があります。雪の積もらない地域で多少急の付く操作をしても滑る事が無いので、いきなり優しくゆっくり操作する事ができないのかなと思います。滑るとしたら濡れた道路の白線や工事用の鉄板が思い付きますが普通に運転していれば滑る事はありません。雪道の運転も急が付く操作をしなければ滑る事はありません。

降雪時に備えて日頃からアクセルやブレーキをゆっくり優しく踏む練習をする事も良い対策かと思います。練習は周囲の安全を確認してから行うと良いです。

雪道での発進時に優しくゆっくりアクセル操作をしてもタイヤが空回して進まない時もあります。進まないからといって更にアクセルを踏み込むのではなく逆に緩めるかアクセルから足を離しましょう。タイヤが空回りしたままだと雪を削ってしまい、削った分だけタイヤが埋まるので益々進めなくなります。

道路の危険な状態や状況

色々と起こり得る道路の危険な状態を書いて行きます。地域や場所で遭遇しやすい条件もそれぞれ違うので参考になればと思います。

雪道の運転・方法

(写真↑)道路が凍っています。この先、カーブなので注意です。

雪道運転・冬の夜間
(写真↑)凍っているように見えて凍っていません。窓を開けると気温が高いのが分かります。

ブラックアイスバーン

ブラックアイスバーンは滑ります。道路が凍ってこの状態になるのは特に冷え込む朝晩や橋の上が多いです。特に朝晩の暗い時が一番危険です。理由は、走行中の車内からはヘッドライトで照らしても凍っているか判断が付かず単に濡れてる様にしか見えません。

・対策

見た目ではどこが滑るのか分からないので全体的に速度を落として運転するのはもちろんですが、たまに窓を開けて外気温度の冷たさを確認しましょう。車内は暖房を付けて暖かくしてるので外気温度の冷たさを忘れがちになります。

ちなみにブラックアイスバーンは車を降りて間近で見ても分からない状態があります。氷の上が濡れている場合は本当に区別が付きません。

ホワイトアウト

特に日本海側や風が強い平野で遭遇します。酷い場合は完全に視界が真っ白で1メートル先も見えません。3回程経験した事がありますが、前を走る車が完全に見えなくなり電柱や道路の端も見えず、どこに何があるのか信号が何色か全く分かりませんでした。猛吹雪で文字通り視界が真っ白になりワイパーも追いつかない状態だったので走行できずにその場でバザードを出し停車しました。その時、3、4分間で風上のドアが雪で埋もれて開かなくなりました。このまま車ごと雪に埋もれてしまうかと思いました。

ホワイトアウトが起こりやすい状況は、とにかく風が強い時です。上空に青空が見えているのに地表は吹雪でホワイトアウトになっている事も多いです。

・対策やコツ

視界が悪くてもアスファルトの黒い色がかろうじて見える場合や路肩の赤白ポールなどが見える場合は、それを目印に走行します。

何もかもが見えない程ひどく真っ白な場合は極低速運転か停車した方が良いです。実際には他の車も前に進めず停車しているので追突しない様に停車するのが最善かと思います。

ホワイトアウトを経験した事のない方の為に、例えるなら車の窓ガラスをすべて曇りガラスにした感じに近いです。

シャーベット

気温が比較的高くなると道路の固まった雪が緩んでシャーベット状になります。この状態の場合、車体の軽い軽自動車は危険です。車体が完全に浮いてコントロールが不能になります。ハイドロプレーニング現象と言いますが運転免許の学科などで知っている方も多いと思います。速度が出ている状態で水たまりを走るとタイヤが浮く現象です。法定速度を守っていればこの現象は起こらないかと思います。実際にハイドロプレーニングで車体が浮いたと言う話は聞いた事がありません。

水とは違いシャーベットは低速でも車体が浮きます。軽い軽自動車ならば時速30㎞でも浮きます。スピードを出してシャーベットに乗り上げると車体の体制が乱れます。乱れた時点で車体はすでに浮いてるのでハンドルとブレーキはほとんど効きません。ちなみにチェーンを巻いてもタイヤが浮いたら効きません。
車線変更は極力避けた方が良いですが、どうしてもの場合は速度を落としてから車線変更をしましょう。

シャーベット状の雪は車重のある車が安定して走行できます。クロカンやLクラスミニバンは重いので軽自動車と比べると安心感は随分違います。

・対策やコツ

シャーベット状の雪は必ずワダチができ路面が出ているので、シャーベットを踏まない様に走行します。要するにワダチを跨いで走行するとハンドルとブレーキが効きます。

最後に

積雪の為、渋滞や車の立ち往生で動けなくなり車で一夜を過ごす事もあり得ます。あなたの車が渋滞の原因とならない様に雪道を運転する場合は装備をしっかりとし、動けなくなっても大丈夫な様に道具も積んで置くと安心です。



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